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ファクタリングの上手な使い方

融資での資金調達が難しい中小零細企業にとってファクタリングは便利な資金調達方法ですよね。

でも、使い方を間違えてしまうとかえって御社の財務状況を悪化させてしまいます。

ここではファクタリングの上手な使い方についてお話しします。

前借りイメージ
 この図のように、今月不足している資金を、来月以降の売掛金入金の余剰分から調達するのがファクタリングです。

会社の外部から資金を注入する融資と違い、ファクタリングで手にする資金は自社の資金です。そのため、来月の売掛金入金をファクタリングに利用すると、その分の売掛金入金がそっくりそのまま来月不足します。お給料の前借りと同じですね。

ですから、ファクタリングを利用するときは、買い取ってもらった売掛金入金がなくても翌月の資金がショートしないかどうかをきちんと確認してから利用するようにします。

きちんと確認せずに毎月のようにファクタリングに頼ってしまうと、利用するたびに手数料分の現金が減っていくので、数か月で完全に資金ショートを起こしてしまいます。

ファクタリングに適した資金使途とは?

ファクタリングは一回決済なので、単発や継続的でない資金使途に向いています。

単発の資金需要に融資を利用すると、その返済を数か月間に渡って行うことになるので、毎月のキャッシュフローに影響しますし、いざというときに融資枠が使えないということになりかねません。当然、融資は負債として計上されます。

一方で、

  • 繁忙期に備えた仕入代金の決済・・・正月の餅は11月までに仕入れて売掛金は1月に回収になる
  • 季節要因による売上の補てん・・・冬季は売り上げ半減、春の受注時に一時的に資金が不足する
  • 大口受注の仕入代金の決済・・・通常の仕入れでは追いつかなくて一時的に資金が不足する

こうした使途は収支バランスが一時的にズレている状態です。来月以降に多くの売掛金入金が予定されているので、その売掛金入金の一部をファクタリングで現金化して補てんするのは上手な使い方といえます。

ファクタリングに適さない資金使途とは?

資金の使途が次のような時は融資の方が向いています。

  • 長期間で減価償却していく設備投資資金
  • 正社員の大量採用等の固定費の増加分
  • 毎月慢性的に資金がショートしている場合

固定費の増加は長期的要因です。設備投資や人員増加は直ちに売り上げや利益を押し上げてくれませんから、毎月のキャッシュアウトが少額でゆっくりと償還できる融資の方が向いています。

慢性的な資金不足の場合は、まずは融資や増資、社債等によって会社の外部から資金を注入します。もちろん、既存借入のリスケやコストカット等も必要です。慢性的な資金不足にファクタリングを利用してしまうと、手数料分だけキャッシュが目減りしてしまうので、更に資金繰りが厳しくなり、ファクタリングの連続利用を数か月続けると完全に資金ショートの状態になります。こうなると、ファクタリング会社もリスクを恐れて2者間契約では断られてしまうこともあります。

ファクタリングによるオフバランス化とは?

ファクタリングを使ったオフバランスも上手な使い方の一つです。

貸借対照表のことをバランスシートと呼びます。BSともいいますね。オフバランスというのは、貸借対照表から外す(オフ)することをいいます。

ファクタリングの買取対象の売掛金はBSでは資産の部に記載されています。ファクタリングを利用するとBSの売掛金額が減ります。減った分はBSの負債の部にある買掛金(仕入代金)の支払いなどに充てられます。そうすると、BSの総資産額は減少します。これをオフバランスといいます。

オフバランスの何がいいのかというと、資本金と負債のバランスの調整や、資本金がどれくらい利益を生んでいるかといった企業評価上の指標の数値が良くなるのです。数値が良くなると銀行の審査が通りやすくなったりするのでメリットは大きいんです。

ファクタリング利用の目安となる金額とは?

いくら短期的利用といっても、月商1,000万円の企業が1,000万円を全てファクタリングしてしまうと手数料分の現金入金が不足するので、結果的に資金ショートを起こすことになります。

ファクタリング金額が月商の50%を超えないことを目安にして当月、翌月、翌々月までの資金繰りを計算して計画的に利用することをお勧めします。

ファクタリングプロでは、御社のご事情を詳しくお伺いして最適な資金調達方法のご相談にも応じております。必要に応じて、弊社グループのノンバンクからのご融資、銀行融資に精通したコンサルタントや税理士等の専門家等提携先へのご紹介も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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