ファクタリングの手数料はいくら?相場・主要5社比較・手取り額の計算方法
「ファクタリングの手数料は高いの?」
「手数料1%と書いてあるけど、本当にその手数料で利用できるの?」
「結局いくら振り込まれるの?」
ファクタリングをご検討中のお客様から、このようなご質問をよくいただきます。
確かに手数料は重要です。しかし、ファクタリングは単純に「手数料率が低い会社を選べば良い」というものではありません。
同じ売掛債権でも、
- 売掛先の信用力
- 決済日までの日数
- 2社間か3社間か
- 債権譲渡登記の有無
- 連帯保証の有無
などによって手数料は大きく変わります。
また、経営者が本当に確認すべきなのは、「手数料が何%か」ではなく「最終的にいくら入金されるのか」です。
今回は、ファクタリング手数料の計算方法や相場、主要5社の比較、手数料を抑える方法について分かりやすく解説します。
ファクタリング手数料の計算方法
ファクタリングの手数料は複雑そうに見えますが、基本的な計算方法はシンプルです。
ただし、実際の振込額は手数料率だけでは決まりません。その理由も含めて見ていきましょう。
手数料は「買取対象額×手数料率」で計算する
ファクタリング手数料は、次の計算式で求められます。
ファクタリング手数料=買取対象となる売掛債権額 × 手数料率
例えば、
- 100万円を5%で買い取る場合 → 手数料5万円
- 500万円を5%で買い取る場合 → 手数料25万円
となります。
つまり、
売掛債権額 − 手数料 = 入金額
という考え方です。
一見シンプルですが、実際には別途費用が発生するケースもあるため注意が必要です。
売掛金額と実際の買取対象額が異なる場合がある
意外と見落とされがちですが、売掛債権額の全額が必ず買取対象になるとは限りません。
ファクタリング会社によっては、
- 掛け目
- 留保金
- 審査上の制限
などが設定されることがあります。
例えば500万円の請求書があっても、実際の買取対象額が450万円になるケースもあります。
そのため、
- 売掛債権額
- 買取対象額
- 手数料
- 最終入金額
をセットで確認することが重要です。
経営者が本当に確認すべきなのは、「手数料が何%か」ではなく「最終的にいくら手元に残るか」です。
ファクタリング手数料の相場
ファクタリングの手数料は契約方式によって大きく変わります。
まずは一般的な相場を確認しておきましょう。
2社間ファクタリングの手数料相場
2社間ファクタリングは、
- 利用会社
- ファクタリング会社
の2者だけで契約を行います。
取引先へ通知されないため利用しやすく、スピードも早いのが特徴です。
一方で、ファクタリング会社からすると未回収リスクが高くなるため、
一般的な相場は5%~20%程度
とされています。
また2社間では、
- 債権譲渡登記を行うか
- 債権譲渡登記を行わないか
によってもリスクが変わります。
一般的には、債権譲渡登記を行う方が第三者対抗要件を確保できるため、ファクタリング会社のリスクは低くなります。
さらに契約内容によっては、
代表者が連帯保証人となることでファクタリング会社のリスクが軽減され、手数料へ反映されるケースもあります。
また、債権譲渡登記を行うかどうかによってもリスク評価は変わるため、2社間ファクタリングの手数料は案件ごとに差が生じます。
3社間ファクタリングの手数料相場
3社間ファクタリングは、
- 利用会社
- 売掛先
- ファクタリング会社
の3者で契約します。
売掛先の承諾が必要になりますが、売掛先から直接ファクタリング会社へ支払いが行われるため、未回収リスクが低くなります。
その結果、
1%~10%程度
が一般的な相場となっています。
相場が記事や会社によって異なる理由
インターネットで調べると手数料相場に幅があります。
これは次の条件によって料率が変わるためです。
- 売掛先の信用力
- 売掛金額
- 決済日までの日数
- 2社間か3社間か
- 債権譲渡登記の有無
- 代表者による連帯保証の有無
- 過去の利用実績
MEDS JAPANでも同じ手数料を一律で提示しているわけではありません。
実際には同じ会社へ同じ日に相談しても、
- 売掛先
- 売掛金額
- 決済日
- 契約方式
によって条件が変わることも珍しくありません。
MEDS JAPANを含む主要5社の手数料を比較
主要5社の手数料比較表
| サービス | 公表手数料 | 備考 |
|---|---|---|
| MEDS JAPAN(自社サービス) | 1~10% | 法人向け・100万~5,000万円対応 |
| OLTA | 2~9% | オンライン型 |
| PAYTODAY | 1~9.5% | オンライン型 |
| GMO BtoB早払い | 1~10%(請求書) | 注文書買取は別条件 |
| ビートレーディング | 2社間4%~、3社間2%~ | 最低料率表示 |
※実際の手数料は審査内容によって決定されます。
最低手数料だけでは実際の費用を比較できない
例えば、
- A社:1%~
- B社:2~9%
- C社:1~10%
という表示があった場合、A社が一番安いように見えます。
しかし、実際の見積もりで何%になるかは分かりません。
実際の手数料は審査によって決定されます。
そのため、最低料率ではなく、最終的な振込額で比較することが重要です。
比較するときは条件をそろえる
相見積もりを取る場合は、
- 同じ売掛債権
- 同じ希望入金日
- 同じ買取金額
- 同じ契約方式
- 同じ登記条件
で比較しましょう。
条件が違えば比較結果も大きく変わります。
ファクタリング手数料を決める5つの要因
売掛先の信用力
最も重要なのは売掛先の信用力です。
ファクタリングでは、ファクタリングを利用する企業よりも、
「売掛先が期日どおり支払うか」
が重視されます。
上場企業や官公庁関連など、信用力が高い売掛先ほど好条件になる傾向があります。
売掛金額と買取希望額
少額案件では審査や契約にかかる固定コストの割合が高くなります。
そのため案件規模によって手数料が変わることがあります。
決済日までの日数
決済日までの日数が長いほど、
- 未回収リスク
- 資金拘束期間
が大きくなります。
その分、手数料へ反映されやすくなります。
2社間か3社間か
2社間はスピード重視、3社間はコスト重視です。
契約方式も大きな要因です。
一般的には、
- 2社間 → 手数料高め
- 3社間 → 手数料低め
となる傾向があります。
また2社間では、
債権譲渡登記の有無や代表者による連帯保証の有無も手数料に影響します。
必要書類と利用実績
- 契約書
- 発注書
- 請求書
- 通帳の入金履歴
などが揃っていると審査しやすくなります。
継続利用実績がある場合も条件改善につながる場合があります。
見積書では手数料率より「実際の手取り額」を確認する
ここが最も重要なポイントです。
見積書で確認する5項目
見積書では次の項目を確認してください。
- 売掛債権額
- 買取対象額
- ファクタリング手数料
- 登記費用や事務手数料
- 最終的な振込金額
手数料率だけを見て判断するのは危険です。
経営者が本当に確認するべきなのは、
「何%引かれるのか」
ではなく、
「最終的にいくら振り込まれるのか」
です。
MEDS JAPANの実例では約456万円が約438万円に
実際の事例では、
- 売掛債権:約456万円
- 入金額:約438万円
- 手数料:約4%
- 入金まで:最短即日
というケースがありました。
この事例で重要なのは、4%という数字ではなく、
「約438万円が実際に入金されたこと」
です。
ファクタリングは料率だけではなく、最終的な受取額で比較することが大切です。
ファクタリング手数料を安く抑える方法
信用力の高い売掛先の債権を選ぶ
支払実績が安定している売掛先の債権を利用しましょう。
取引履歴を確認できる書類を提出する
請求書だけでなく、
- 契約書
- 発注書
- 通帳履歴
なども提出すると評価されやすくなります。
決済日が近い債権を利用する
決済日が近い債権の方が条件は良くなりやすい傾向があります。
同じ条件で複数社の見積もりを比較する
比較する際は、
- 手数料
- 諸費用
- 入金額
を確認してください。
継続利用の必要性も含めて判断する
高額な手数料で継続利用すると、かえって資金繰りを悪化させる可能性があります。
利用後の資金計画まで考えることが大切です。
高すぎる手数料や不審な契約に注意する
見積書に費用の内訳が書かれていない
「手数料一式」としか記載されていない場合は注意が必要です。
何にいくらかかるのか確認しましょう。
買戻しや返済を求められる
売掛先が支払わなかった場合に、ファクタリングを利用した企業へ買戻しを求める契約には注意が必要です。
契約内容によっては実質的な貸付と判断される可能性があります。
給与ファクタリングや貸付に近い契約を勧められる
ファクタリングを装った貸付には十分注意してください。
手数料率だけではなく、契約全体を見ることが大切です。
ファクタリング手数料に関するよくある質問
ファクタリング手数料に消費税はかかりますか?
一般的な債権譲渡の手数料は非課税取引として扱われます。
ファクタリング手数料の勘定科目は何ですか?
一般的には「支払手数料」や「売上債権売却損」などが使用されます。
詳細は顧問税理士へ確認しましょう。
ファクタリング手数料に法律上の上限はありますか?
通常の債権売買に貸付金利の上限がそのまま適用されるわけではありません。
ただし実質的な貸付であれば別の法規制の対象になる可能性があります。
手数料は交渉できますか?
売掛先の信用力や利用金額によって条件が変わる可能性があります。
「手数料1%~」なら1%で利用できますか?
必ず1%になるわけではありません。
実際の手数料は個別審査によって決定されます。
まとめ
ファクタリングの手数料は、
- 売掛先の信用力
- 売掛金額
- 決済日までの日数
- 2社間か3社間か
- 債権譲渡登記の有無
- 代表者による連帯保証の有無
などによって変わります。
また、最低料率だけを見るのではなく、最終的な手取り額で比較することが重要です。
ファクタリングは「手数料の安さ」だけで選ぶものではありません。
自社の売掛債権で、実際にいくら資金化できるのかを確認することが大切です。
MEDS JAPANでは、手数料1%~10%でご案内しており、不明瞭な追加費用を後から請求することはありません。
「自社の売掛債権だと手数料はどのくらいになるの?」
「実際にいくら受け取れるの?」
という方は、お気軽に無料見積もりをご利用ください。