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ファクタリングと手形割引の違い

東京都台東区にありますファクタリング プロです。
ファクタリング プロでは、ファクタリングを通した資金調達のお手伝いを行っております。

当社は東京台東区の東上野にオフィスがあり「JR御徒町」「地下鉄日比谷線 仲御徒町駅」「地下鉄大江戸線 新御徒町駅」の駅からもすぐ近くです。
ファクタリングをお考えの方や、資金繰りでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

「ファクタリング プロ」運営会社であるMEDS JAPANへの行き方は、下記ブログを参考にしてくださいね。

ご契約の流れ 〜MEDS JAPAN事務所はこんなトコロ!〜

ファクタリングのお問合せを受けていると、手形債権をファクタリングできないかと言われることが良くあります。

そこで今回のブログでは、ファクタリングと手形割引の違いについて説明したいと思います。
とはいっても、違いを理解されている方も多いとは思いますのでファクタリングと手形割引の説明をただするのではなく、 実際にお問い合わせをいただいた事例も含めて説明していきたいと思います。

まずはファクタリングと手形割引について説明します

ファクタリング

ファクタリングは、債権譲渡という方法によって企業が保有する売掛金を買い取ってもらい早期に現金化する、売買契約のことをいいます。

ファクタリングは、売掛金の売却である為、借入と異なり負債の増加にならない点が特徴です。
経理処理としては、売掛金(資産)が減少し、現預金が増加になります。
売却した売掛金に対するファクタリング手数料は、支払手数料、債権譲渡損などで処理をします。

ファクタリングには、3社間契約と2社間契約があります。

3社間契約は、売掛先の承諾を貰った上で、売掛金を売却し、売掛先から直接ファクタリング会社に送金していただく契約となります。
一方2社間契約は、売掛先の承諾をもらわず、利用者とファクタリング会社のみで行います。
ファクタリング会社に売掛金を買い取ってもらい、売掛先から入金があったらすぐにファクタリング会社に送金することとなります。

ファクタリング会社が行うファクタリングはノンリコース契約といい、売掛先が倒産やその他の都合により入金がなかった場合、譲渡人(ファクタリング利用者)に請求をしません。ファクタリング手数料は3社間契約より2社間契約の方が高くなる傾向にあります。

ファクタリングは3社間契約であれ2社間契約であれ、売掛金の前借という側面がある為、短期的な資金調達方法として有効です。

ファクタリングを利用する時は、入金のズレや急な仕事が入った事による運転資金を得る為に利用するケースが多いと思いますので、ファクタリングによって資金調達をした後に入金と支払いのサイクルをしっかりと調整したり、銀行やノンバンクからの融資が得られるように行動し長期的な利用にならないように注意しましょう。

今までも説明させていただきましたが、ファクタリングは融資よりも調達コストが高い為、長期間に渡る継続的な利用は資金繰りをより一層悪化させることに繋がりますのでくれぐれも注意しましょう。

手形割引

手形割引は、満期が来る前の手形を第三者に裏書譲渡し、割引料を差引いた金額を現金化することです。

手形割引を依頼したもののことを割引依頼人、手形を割り引いたもののことを割引人、割り引かれた手形のことを割引手形と言います。
手形割引をする割引人は、銀行、ノンバンクになります。
ノンバンクの中には手形を専門に取り扱っている老舗の業者もあります。

割引料は当然、銀行が一番安くなります。ノンバンクの割引料は業者により様々ですが、利息制限法の範囲を超えると貸金業法違反となるのでその範囲内で設定されます。

ファクタリングと手形割引の違い

ファクタリングも手形割引も決済日(手形の場合は満期日という)より前に現金化するということに変わりはありませんが、振出人から受け取った手形を早期に現金化するなら手形割引、請求済の売掛金(請求書)を早期に現金化するならファクタリングを利用することとなります。

但し、手形割引は、割引手形が不渡りとなった場合、買戻しをしなければなりませんので注意が必要です。この部分が、ファクタリング会社が行うファクタリング(ノンリコース契約)との大きな違いとなります。

実際、手形割引をして貰うにはかなりハードルの高い審査があるようです。
振出人の会社は上場企業など大手の会社以外ですと、余程優良な会社でない限り割引をするかどうかの土台にも上がらないことが多いようです。

割引をした手形が不渡りとなった場合は買戻しをしなければなりませんので割引依頼人に対しても厳しい審査があります。審査に必要な書類も口座の写し謄本(会社、不動産)、決算書3期分などかなりの量の書類の提出を求められるようです。

手形割引を検討する時は、以上の事を考慮し事前に銀行、ノンバンク(手形割引専門業者他)などに相談することをお勧めいたします。

ファクタリングと手形割引を混同してしまいお問い合わせいただくケース

ファクタリングについてお問い合わせいただく時に、売掛金を手形で貰っているのですがファクタリング出来ないでしょうかと言われることがあります。

当然と言えばそれまでなのですが、手形を満期日より前に現金化したいのであれば手形割引を依頼する他にありません。

MEDS JAPAN(ファクタリング プロ)は、ノンバンクではない為、手形割引は行っていません。
グループ会社にノンバンクがございますので、そちらへご相談をしていただくこととなります。

次に、請求した売掛金を手形で貰う予定ですが、それをファクタリングできないでしょうかというお問い合わせをいただくことがあります。

ファクタリングは既に請求済の売掛債権の請求書を見て買わせていただくことになりますので ファクタリングにて早期に現金化したいのであれば、売掛先と交渉し手形ではなく翌月末又は翌々月末までに直接入金をしてもらうように交渉しましょう。
一般的には、売掛債権より手形債権の方が決済日(手形の場合は満期日)までの期間が長くなる傾向にあるようです。

最後に

余談にはなりますが、決済会社(クレジット決済を導入したい加盟店との間に入り、決済システムを提供する会社のことをいいます)から入ってくる債権をファクタリング出来ないかというお問い合わせをいただくことがあります。

当社では、決済会社から入ってくる債権を買い取る事はしていません。
理由は売掛先がサービスを提供した相手先ではないからです。

決済会社も以前は月に1回送金などサイクルが長いことがありましたが、今は短くなっており毎週送金してくれるところもありますので、 使用している決済会社の見なおしをしてみることをお勧めします。
ファクタリングと手形割引の違いを理解し、状況に合わせた資金調達をしていただければと思います。

ファクタリングや資金調達について、是非ご相談ください。
ファクタリング プロが、皆様の資金調達をサポートいたします。

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